兵庫県宝塚市の整形外科 いわた整形リウマチクリニック【整形外科・リウマチ科・漢方治療・リハビリテーション他】
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子供さんの足首の骨折


 子供さんの足首の骨折

 ちょっとでも足首が痛いと子供さんが言われたら必ず整形外科で診てもらって下さい。とくに幼稚園児から小学校中学年ぐらいまでの子供さんです。
骨折している可能性がかなり高いからです。
普通のレントゲン撮影ではわかりませんので、撮影の工夫が必要です。それでもわからなければ超音波検査でわかります。
治療はギプス固定になりますが、ギプス固定しないといけないのですが、それでもまれに骨がつかないことがあります。骨がつかなくてもスポーツなどはできて機能障害は残しませんが、中学、高校で激しい運動をし出すと捻挫がしやすくなるかもしれません。子供さんの骨折はどこでも治りやすいですがこの足首の骨折は骨がつきにくいことが案外あります。
当院では何とか骨がつくようにギプスに工夫をしています。

 ギプスを取ったあとは大人のようなリハビリはほぼ要りませんが、2週間程度歩き方がおかしい感じにみえますが、これは必ず治りますのでご安心下さい。



 子供さんの足関節の骨折で圧倒的に多いのが外側のくるぶしの骨折(外果裂離骨折)です。幼稚園児ぐらいから小学校中学年ぐらいまでによく起こり、おにごっこなどケガらしいケガもしていないのに骨折をしていることがあります。
 
 この骨折の問題点は普通の前後方向、側面像や斜位像のレントゲン撮影ではわからないことがほぼ100%近くあり、撮影に工夫を要するということです(文献:N. Haraguchi, F. Kato and H. Hayashi, “New radiographic projections for avulsion fractures of the lateral malleolus,” The Journal of Bone and Joint Surgery Br, vol. 80-B, No.4, pp684-688, 1998.)。
 
 私はこのこの原口先生の方法で撮影して診断がかなりできると思っていましたが、それでも骨折がわからない患者さんがいて、私はストレス撮影をして診断ができるようになったことを学会、論文で発表しています(Y.Iwata: Novel stress radiography techniq'ue for avulsion fracture of the lateral malleolus i:n children: a report of three cases J Ortho Surg 20J 6 ,.24(1) _􎀠113 -5)。また最近では超音波で診断ができるようになりました。 

 診断ができてももう一つ問題があります。小児の骨折はだいたい治りやすいのですが、ここの骨折はずれが多いとたとえギプス固定をしても骨がつかないことがあります。たとえ骨がつかなくても普通にスポーツはできるようになりますので心配は要りませんが、まれに激しい運動をすると捻挫をしやすくなることがあります。従ってこの骨折には神経質になり、骨癒合することを目標に全力で工夫をして治療しています。
 
 なかなかこのようなことは整形外科の世界的な教科書でも記載していなくて、今まで世界でこういった発表が無く、それで私の論文が認められたと思います。他の整形外科医や骨折した子供さんのために有益になればいいと思って発表しました。


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