整形外科の治療には「保存的治療(手術をしない治療)」と「手術的治療」があります。保存的治療」には痛みのある部位を温める「温熱」、頚椎や腰椎の「牽引」、関節注射やブロック注射などの「注射」、炎症を押さえて痛みをとるための 「投薬(おくすり)」などの治療があります。ほとんどの病気・損傷であれば「保存的治療」によって十分な回復が期待できます。 大きな病院へ行きますとレントゲン写真でかなり関節軟骨が痛んでたりすると手術を勧められたりしますが、いつもうまくいくとは限りません。とくに腰部脊柱管狭窄症の治療成績はよくないと思われます。また手術後に感染症などを起こすと今よりも悪化する可能性があります。徹底的な保存的治療(手術しない治療)を行うべきです。外科的手術に踏み切る前にぜひ一度ご相談ください。 |