当院ではニコチン依存症の治療ができます! 喫煙はニコチン依存症という病気であり、ニコチン依存症は保険で治療ができますので、国がニコチン依存症を病気と認めていることになります。一方ではタバコの販売を認めておりまったくの矛盾であります。 整形外科リウマチ科である当院ではこのニコチン依存症の治療を行っておりますが、それは喫煙者がリウマチになることが多いからです。私の報告では男性のリウマチ患者は女性よりも少ないのですが、男性リウマチ患者23名中16名78.2%が現在または過去の喫煙者でした。今も喫煙者の方がリウマチでよく来院されます。私が禁煙指導、または禁煙治療をして禁煙が達成できた患者さんはリウマチが良くなっておられますが、薬物依存症のため指導しても禁煙できていない方は良くなっていません。 もう一つこわいのは受動喫煙でもリウマチになることがあります。ご主人が喫煙者で奥さんがリウマチになったとか、職場が喫煙環境でリウマチになった方もおられます。また大きな問題はリウマチの治療において禁煙をしないと治療効果が出ません。また免疫抑制剤やステロイド剤、生物学的製剤を使用しますと生死に関わる合併症が出やすくなります。 家の外で喫煙をしたら大丈夫だと誤解されている喫煙者もおられますが、たばこを吸っていないときも喫煙者の呼気、肌、服、毛髪から有害な発ガン物質が出ます。だから今、今すぐあなたのため、あなたの大事な家族、周りの人のために禁煙しましょう。貴方の大事な子供さんが病気にかかる危険性も高まります。 |