兵庫県宝塚市の整形外科 いわた整形リウマチクリニック【整形外科・リウマチ科・漢方治療・リハビリテーション他】

骨粗鬆症


骨粗鬆症では骨密度の低下と骨の質(骨質)の低下が起こります。
たとえ骨密度の低下がなくても糖尿病などでは骨質の低下が起こります。
骨密度が良くても、骨質が悪く、骨折しやすくなります。

骨質が低下しているかどうかは現在保険での検査はできません。
従って診察やレントゲン写真、血液検査で骨の評価が大事となります。

また骨粗鬆症になっている原因の病気がないかどうか調べることも重要です。
そのためにまた血液検査もすることがあります。

骨粗鬆症では脚の付け根の骨折(大腿骨近位部骨折)が起こりやすくなります。



75歳以上では脚の付け根の骨折をすると、女性では5年足らずで半数が亡くなります。


75歳以上では脚の付け根の骨折をすると、男性では7年で全員が亡くなります。

 骨粗鬆症のためにおこる脚の付け根の骨折をしますと75歳以上では、女性で5年足らずで半数が亡くなり、男性では7年で全員が亡くなります。骨粗鬆症の人は1,300万人と推計されますが、治療を受けているのは女性34%、男性7%程度で、治療が進んでいません。その理由は自覚症状がなく、検査をうけられていないからです。女性ではとくに閉経後に1度骨密度検査をして骨密度がどの状態なのかを知っておく必要があります。男性では70歳以上では1度骨密度検査をしておくべきです。

 骨密度が良くても、糖尿病、高血圧、腎臓病、甲状腺の病気で骨の質が悪化していることがりますのでお問い合わせ下さい。

 骨粗鬆症は何か他の原因で骨粗鬆症になっている可能性もありますので、その原因を探ることが重要です。そのためには診察、検査が必要です。

 また他科で骨粗鬆症治療薬でよく使われるビスフォスフォネート製剤を4年以上も漫然と服用されている方もおられますが、逆に骨折(非定型骨折と言います。)しやすくなる可能性がありますのでお問い合わせ下さい。

骨粗鬆症の治療は一人一人の状況に応じて治療させていただきます。

当院では腰椎・大腿骨DEXA法(GE PRODIGY-C)による骨量測定(骨塩定量・骨密度測定)を行っています。これは最も正確な測定法として、日本骨粗鬆症学会、日本骨代謝学会、骨粗鬆症財団が作成した「骨粗鬆症の予防とガイドライン2015」で推奨している方式です。



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