兵庫県宝塚市の整形外科 いわた整形リウマチクリニック【整形外科・リウマチ科・漢方治療・リハビリテーション他】

交通事故の治療の相談

交通事故で右肩を打撲

質問
交通事故で右肩を打撲しました。事故から4か月経過しており、通院回数は50回程度です。打撲ですが可動域が狭くなり服の脱衣時などに痛みがありリハビリを続けています。
実は事故前より少しいわゆる50肩かなと思われる痛みがありましたが治療はしていませんでした。交通事故での治療の際、主治医にもそれを伝えましたが、同じ個所なのだからと主治医の勧めもあり事故の怪我として現在もリハビリしています。正直、現在の痛みが事故によるものか、事故まえからの痛みによるものなのかは私自身もわかりません。また、主治医からの説明にもありましたが、いずれにせよレントゲンでの痛みによる原因は発見さず、わからないとのことです。

相手方の保険会社から事故からの経過日数を考えると打撲としての治療期間は長すぎる、治療を継続するのは構わないが治療費の支払いは打ち切る旨、連絡がありました。
その通知に対しては従うつもりですが、痛みはあるので今後も自費で治療は続ける予定です。私自身は、正直、ここまで痛みが続くのは事故ではなく50肩が原因かなと感じ始めています。

この件について、相手方の保険会社に正直に話すべきでしょうか?まだ、示談金などの提示はないのですが、相手保険会社より、今月末で治療費の支払いを打ち切り来月に示談金の提示をする旨、通知されています。
                                   

 


回答してみますと
 どのような打撲だったか書かれていませんが、もしバイクに乗られていたり、歩行中に車にはねられたりした時はかなりの力が右肩にかかっていますのでレントゲン写真で異常がなかったとしても骨挫傷、または腱板損傷、断裂ということもあり、MRIの検査が必要です。
 MRIの結果で治療計画が決まってくると思いますが、骨挫傷、腱板損傷など、単なる打撲でもまず単なる鎮痛剤は効きません。漢方薬がより有効です。 さらに理学療法士による運動器リハビリテーションを行います。

 それでも無効なときはMRIの所見に応じて注射が考えられ、超音波で見て炎症がある場所や腱板損傷部にステロイドの注射をしたり、腱板の肥厚があれば適切な部位にエコー下にヒアルロン酸を注射します。

 それでも可動域制限が強ければサイレントマニピュレーションと言って、肩関節へ行く神経周囲に麻酔をして肩関節の癒着をとります。 さらに理学療法士による運動器リハビリテーションを行います。
 
 単なる器械だけでの理学療法ではよくならない可能性があり、治療期間も上に書かれているように限られていますので医者の方でやることを患者さんの立場にたってやってもらえるところで治療しましょう。
 
 患者さんの痛みは五十肩からの痛みの可能性はひょっとしてあるかもしれませんが、そのことを患者さんは考える必要はありません。打撲して肩が痛くなっていれば事故が原因です。痛みの原因は医者が決めることで、初診のときに人身事故として診断書をちゃんと書いてもらい、警察に提出してあればそれでいいです。相手の保険会社に何も話す必要はありません。

 交通事故の保険での治療は治療期間が限られています。時間を無駄にしないようにしっかりと治るように患者さんの立場にたってやってもらえるところで治療しましょう。医療機関以外での治療ではもし後遺症が残れば補償はありません。


いわた整形リウマチクリニック
〒665-0874 兵庫県宝塚市中筋8-13-5-1A
0797-82-2855

Copyright (c) Iwata Orthopedics and Rheumatology Clinic All Rights Reserved.